純青　野条穂　生もと特別純米　Special　720ml

▼詳細
山田錦が盛んに栽培される加西の地で、敢えて山田錦の誕生以前に主役だった酒米を復活させる「純青 Special」。今年の酒米は蔵の地元がルーツの酒米「野条穂」（ノジョウボ）。大正時代に現在の加西市野条町の蓬莱重吉氏により発見され、やや早生で小粒ながらもしっかりと心白の入った優れた酒米で、京都の祝米の親でもあります。現代の米にはない風味やバランス、芳醇で風味豊かというよりは、控えめで滋味深いしっとりとした旨み、レギュラーの純青とは違うクラシックな味わいを楽しめます。
派手さはなくとも静かなしっかりとした芯のある味わい。冷や（常温）ではキリッとドライですが優しい酸味が骨格を支え、お燗にすると滋味深いナチュラルな米の旨みを味わえる、ゆっくりと時間をかけて1本を楽しめます。