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大阪市内から車で約1時間、昔話に出てきそうな自然豊かな里山、豊能郡能勢町に秋鹿酒造はあります。「自分たちで育てた低農薬栽培の山田錦を使用し、全量純米酒を造り、自分たちの目の届く範囲だけで販売する」というワインで言うならドメーヌとも言うべき稀有な目標を掲げ、それを実現した蔵元です。元々農家もしていた秋鹿酒造ですが、昭和60年に三反歩で山田錦の作付けを始め「三年間試行錯誤してやっと満足のいく米を収穫できるようになった」と奥裕明常務は言います。その後、良質な山田錦の安定確保のため「秋鹿山田錦栽培会」を結成、徐々に作付け面積を増やし、現在では自営田での無農薬栽培山田錦、雄町も含めて25町歩にまで拡大しています。春から夏にかけては米作り、秋から冬にかけては酒造りと酒蔵の理想的な姿ともいえます。
秋鹿の特徴はなんと言っても、丸みのある旨みとキレイで豊かな酸であり、後口はクリアでシャープ、濃醇だけれども軽い、肉料理など味の濃い料理の油をサラッと流してくれます。又、幅広い温度帯にも対応でき、大吟醸や生酒でも燗にして旨い酒が揃っています。