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滋賀県の最北端木之本町、冬場の仕込み時期には雪に覆われ昔の城下町を思わせる、時代が逆戻りしたようなノスタルジックな町で冨田酒造は酒造りを行っています。創業は天文年間(約460年前)と日本でも有数の歴史のある蔵元です。冨田酒造を語る上で欠かせないのが、芸術家でもあり稀代の美食家でもあった「北大路魯山人」の存在で、魯山人がまだ名を馳せる前「福田大観」の時代に冨田酒造に食客として逗留していたこともあり、蔵を入ると正面に魯山人直筆の扁額が鎮座しています。地元を中心に地産地消の精神で地元の酒米である、「玉栄」や「吟吹雪」などを使用し、現当主、冨田泰伸氏を中心に少量ながら、鑑評会で賞を取るような酒よりも、飲んで旨い高品質な純米酒を醸しています。これまでは地元中心であった流通も、若い泰伸氏の勉強熱心な熱意とこだわりぬいた酒造りで、近年では東京や大阪の都市部の地酒専門店でも注目を集めています。当店でもこれから注目の蔵元として応援していきたい蔵元です。