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流行に流されず、伝統と革新を大切に、アナログレコードや白熱球のような癒し。
創業は文化2年(1805年)鈴鹿山系の豊富な伏流水、使用する米はほぼ地元の近江米、地域に根差した酒造りを行っています。
現代表、「北島輝人」氏は表面だけの甘さや香りを良しとせず、歴代のブランド「御代栄」に加え、平成14年度より蔵の名を冠した「北島」ブランドをリリースし、様々な挑戦をしてきました。中でもお燗酒に魅入られ、酒造りにおいての原点回帰ともいえる「生酛造り」に注力し、食中酒を極めるための酒造りを行うようになりました。
杜氏には新潟出身ながら、冬季は滋賀で酒造り、夏季には鳥取で酒米造りで有名な杉山信一郎氏のもとで米作りに従事し、米と対話、醪と対話しながら、キレのある酸の効いた完全発酵の純米酒を醸しています。
純米なのに重くない、重くないのに体に沁み渡る。完成されたデジタル音源のCDが聴けるのに、アナログのレコードが心地よい。LED電球に切り替えられてしまっても、白熱球が癒され温かい。
高速道路の上を人力車で駆け抜けるような思いできもとを造っていますが、きっとそこには本来の日本酒らしい奥行を感じ取れる味わいがあると信じて、その学びをすべての造りにいかしています。