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蔵のある岩出市は、戦国時代「鉄砲隊」と桜の名所として知られる「根来寺」が寺社町を形成し、その後紀州藩領となり繁栄しました。
1915年吉村家の六男秀雄により酒造業を創業し、最盛期には灘西宮にも蔵を構えていましたが、阪神大震災で被災したのをきっかけに造りの拠点を地元に集約し、地酒蔵として再出発する新たな銘柄として「車坂」を始動しました。
また2013年には、能登四天王の一人「農口尚彦」杜氏に師事し能登初の女性杜氏でもある「藤田晶子」氏を杜氏として招聘し、設備面を一新しつつ、山廃造りを中心とした製造を開始し、2019年には蔵人が栽培した無農薬無化学肥料米による生もと造りにも取り組んでいます。山廃や生もとの本来のポテンシャルを開かせるため、蔵の地下の広大な貯蔵庫で熟成させ、出荷のタイミングを計っています。また、和歌山ならではの梅やじゃばらを使用したリキュールも多くのファンに支持されています。
2021年東京オリンピックスケートボード競技金メダルに輝いた岩出市出身の「四十住さくら」選手に蔵の倉庫を練習場として無償提供していたのは当時のニュースでも注目されました。