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「又や見ん、交野の御野の桜狩り、花の雪散る春の曙」と古今和歌集で藤原俊成が詠んだ片野の郷。平安時代に京の公達が狩りや花見に遊興じ、こよなく愛したこの地は、清流とその流域に広がる肥沃な土壌に恵まれた農耕の地でもありました。良質な酒米と清らかな水による酒造りは古くに始まり、最盛期の江戸時代には多くの酒造家が営まれていたことで知られています。
“はんなり”・・・ とてもやわらかく心地よい響きです。明るく華やかだけれど、決して派手やかではない。そんな言葉が「片野桜」には良く似合います。
消費者や飲食店と共に田植えや稲刈りをして、その収穫した米で純米大吟醸「富楼那」を醸し、参加者と共に収穫祭などイベント活動も盛んに行っています。 また、蔵元の山野久幸氏はあらゆる質問に対して、適切に答えてくれるほど大変理知的で、業界のみならずとも多岐にわたっても事情通で知られています。